BD(Becton, Dickinson and Company、NYSE: BDX)は本日、既に発表していたBDのバイオサイエンスおよびダイアグノスティック ソリューションズ事業の分離および、同事業とWaters Corporation(NYSE: WAT)との統合が完了*したことを発表しました。
本取引により、BD株主は、スピンオフに係る基準日である2026年2月5日時点で保有していたBD普通株1株につき、約0.135株のWaters普通株を受け取ります。Waters普通株の端株については現金で支払われます。また、BDは本取引により40億ドルの現金を受領しました。取引完了時点において、BD株主は、完全希薄化ベースで統合後会社の発行済株式総数の39.2%を占めるWaters普通株を保有しています。2026年2月6日のWaters普通株の終値に基づき、本取引におけるBDのバイオサイエンスおよびダイアグノスティック ソリューションズ事業の評価額は188億ドルとなりました。BDは、受領した資金のうち20億ドルを加速型自社株買いプログラムによるBD普通株の買い戻しに、残りの20億ドルを負債返済に充当する予定です。両施策はいずれも、市場環境を勘案した上で、近い将来に実行される見込みです。
BDの会長兼CEO兼社長であるトム・ポーレンは、次のように述べています。
「当社のバイオサイエンスおよびダイアグノスティック ソリューションズ事業とWaters社との統合の成功は、BD 2025戦略の最終マイルストーンであり、BDが次の章へと進むための重要な節目となります。これによりBDは、次世代のヘルスケアに向けて構築された、より焦点の定まった純粋なメドテック企業としての体制を確立しました。過去数年間にわたり、当社は3つの主要な非中核資産の売却や、20件を超える戦略的な小規模買収を含め、ポートフォリオを意図的に再構築し、医療分野の中でも特に魅力的な領域におけるプレゼンスを強化してきました。その結果、BDは、スマートでコネクテッドなデバイスやAIの進展、より利便性の高い医療提供環境へのシフト、慢性疾患領域における技術革新といった、医療の未来を形作るトレンドを的確に捉える立場にあります。」
ポーレンはさらに次のように述べています。
「今後、BDは『Excellence Unleashed』戦略のもと、実行力を一段と加速させていきます。コマーシャルエンジンの強化、差別化されたイノベーションによるリーダーシップ、そして卓越した品質と世界水準のオペレーションを通じた価値提供に注力します。グローバルな事業基盤、当社が展開する市場の大半におけるリーディングポジション、そして反復的な需要を生み出す製品を基盤としたビジネスモデルと相まって、BDは持続的な売上、利益率、キャッシュフローの成長を実現し、株主価値の向上を推進できる体制が整っていると考えています。」
BDは本日、2026年度第1四半期の業績についても公表しました。
取引契約の条件に基づき、クレア・M・フレイザーは、取引完了と同時にWaters Corporationの取締役に就任しました。約20年にわたりBDの取締役を務めてきましたが、これに伴いBD取締役会を退任しました。
ポーレンは次のように締めくくっています。
「BD取締役会および経営陣を代表し、これまでのクレアの計り知れない貢献に感謝申し上げます。ゲノミクス、感染症、分子診断分野における彼女のリーダーシップと専門性は、当社が数々の変革期を乗り越え、戦略的方向性を形成する上で大きな役割を果たしました。今後はWaters社の取締役会の一員として重要な知見を発揮されることを期待するとともに、引き続きのご活躍を心より願っています。」
BDに対しては、Citiがリード財務アドバイザーを務め、Evercoreも財務アドバイザーとして参画しました。法務面では、Wachtell, Lipton, Rosen & Katzがリード法務顧問を務めました。
BDについて
BDは、「明日の医療を、あらゆる人々に™」というパーパスのもと、メディカル エッセンシャルズ、コネクテッドケア、バイオファーマ システムズ、インターベンショナル分野におけるイノベーションを推進する世界有数のメディカルテクノロジー企業です。
革新的な技術、サービス、ソリューションの開発を通じて、医療の最前線で活躍する人々を支え、臨床業務の最適化や患者ケアの向上に貢献しています。世界で60,000人以上の社員を擁し、年間数百億ユニットにおよぶ製品を提供することで、グローバルの医療にインパクトのある価値をもたらしています。
お客様との緊密なパートナーシップのもと、医療効果の改善やコストの低減、臨床現場の効率化、安全性の向上、医療アクセスの促進に寄与しています。
将来予想に関する記述についての注意喚起
本プレスリリースには、BDのバイオサイエンスおよびダイアグノスティック ソリューションズ事業の分離およびWaters Corporationとの統合の完了、ならびにBDのパイプライン、「Excellence Unleashed」戦略、株主価値向上に向けた施策およびその潜在的な効果に関する将来予想に関する記述が含まれることがあります。これらの記述には、実際の結果が明示または黙示された内容と大きく異なる可能性のある、重大なリスクおよび不確実性が含まれることがあります。これには、Waters社との取引により期待される効果が実現されないリスク、「Excellence Unleashed」戦略を実行する能力、事業および財務計画に内在する不確実性(BDの事業および見通し、BDが事業を展開する市場の動向、米国または世界の資本市場、信用市場、規制環境、経済状況の悪化など)、ならびに競争環境の変化などが含まれます。
これらのリスクおよび不確実性に関する詳細は、BDが米国証券取引委員会(SEC)に提出している年次報告書(Form 10-K)、四半期報告書(Form 10-Q)、臨時報告書(Form 8-K)などの開示書類をご参照ください。本プレスリリースに記載された将来予想に関する記述は、本リリース発表日現在の情報に基づくものです。BDは、法令で義務付けられている場合を除き、新たな情報、将来の出来事、その他の理由により、これらの将来予想に関する記述を更新する義務を負いません。これらの将来予想に関する記述に過度に依拠されないようご注意ください。