日本BD、機械学習アルゴリズムを搭載した
次世代血行動態モニタリング「HemoSphere Alta™」を発売
手術・集中治療における状態変化の傾向把握を支援
日本ベクトン・ディッキンソン株式会社(代表取締役社長:長瀬 信弥) は、手術や集中治療の現場で刻々と変化する患者さんの状態を連続的に把握し、医療従事者の判断を支援する血行動態モニタリングプラットフォーム「HemoSphere Alta™(読み:ヘモスフィア アルタ™)モニタ」を2026年9月1日に発売します。本製品は、生体情報に基づいて状態変化の可能性に関する情報を提供する機械学習アルゴリズムを搭載しています。
(左上)ForeSight IQ™センサ、(左下)エドワーズオキシメトリ― CV カテーテル*、(中)HemoSphere Alta™モニタ、
(右上)Acumen IQ™ センサ*、(右下)Swan-Ganz IQ™カテーテル
*既存製品。HemoSphere Alta™モニタと組み合わせて使用可能
あわせて、脳や組織の酸素状態などの情報を補完する「ForeSight IQ™(読み:フォーサイト アイキュー™)センサ」および心臓の状態把握を支援する「Swan-Ganz IQ™(読み:スワンガンツ アイキュー™)カテーテル」を同日発売します。これらを組み合わせて使うことで、体循環・心機能・脳循環に関する情報を総合的に把握することを支援します。
高齢化の進展や医療の高度化により、手術室や集中治療室では、患者さんの状態が短時間のうちに大きく変化するケースが増えています。こうした環境下で、医師や医療チームには、目の前の数値を確認するだけでなく、「状態がどの方向に変化しつつあるのか」をタイムリーかつ総合的に把握することが求められています。
本製品は、データとテクノロジーを活用して医療現場をつなぐ、スマートでコネクテッドなケアを提供し、先進的な患者モニタリングの分野における当社の取り組みをさらに発展させるものです。
■ 新たな機能を拡充した血行動態モニタリングプラットフォーム
本製品群は、すでに臨床現場で使用されている「HemoSphere™モニタ」、「Swan-Ganz™カテーテル」、「ForeSight™センサ」を基盤として改良を加えた次世代ラインアップです。
今回新たに発売する「HemoSphere Alta™モニタ」は、これらの中核となるモニタリングプラットフォームとして、複数の生体情報を統合的に表示し、機械学習アルゴリズムにより算出されたパラメータを含む複数の生体情報を統合的に表示し、医師や医療チームの臨床判断を補助することを目的としています。 治療判断を自動化・置き換えるものではなく、変化の兆候を可視化することで、判断材料を提供する位置づけです。
■ 業界初※の新指標「脳自動調節能インデックス(CAI)」を搭載
本プラットフォームに新たに搭載されたパラメータの一つが、新たに導入された脳自動調節能インデックス(Cerebral Autoregulation Index:CAI)です。CAIは、血圧に変化が生じた場合でも、脳が安定した血流を維持できている可能性があるかどうかを示す、業界初※の指標であり、新たなインサイトを提供します。CAIは、患者さんの前額部に貼付する非侵襲型の「ForeSight IQ™センサ」と、観血的血圧モニタリングが可能な当社製品を併用することで利用可能となります。
※脳自動調節能をリアルタイム表示する商用モニタリングシステムとして。当社調べ。2026年7月時点
■ 製品情報
販売名:ヘモスフィア Alta アドバンスドモニタリングプラットフォーム
一般的名称:重要パラメータ付き多項目モニタ
医療機器承認番号:30800BZX00104000
製造販売元:エドワーズライフサイエンス合同会社
販売名:スワンガンツ IQ カテーテル
一般的名称:サーモダイリューション用カテーテル
医療機器承認番号:30700BZX00310000
製造販売元:エドワーズライフサイエンス合同会社
本プレスリリースは、報道関係者を対象に、BDグループに関する最新情報を提供するものです。
患者さんや一般の方向けに、顧客誘引や医学的アドバイスを目的としたものではありません。